Amazon WorkSpaces を素振りしたメモ

2020/09/30 まで無料枠が拡大されているらしいので使ってみました。

がしかし、Amazon WorkSpaces を使って最初の2ヶ月間は元々無料枠があるので、あえて今使わなくても良かったかも。どうせちょっとお試しするだけなので元々の2ヶ月の無料枠だけで十分だったし・・まあ自分のアカウントで WorkSpaces を本気で使うことなんてありえないのでまあいいか。

最初にディレクトリ(AD)やら VPC やらを作成する必要があるらしいですが、とりあえず高速セットアップというのを選択しておけばそのあたりは勝手にやってくれるようです。

詳細設定の方を選ぶと AWS Directory Service のディレクトリ作成のウィザードに遷移しましたが・・ちょっとよくわかりません。高速セットアップなら利用するユーザー名やメールアドレスを入力して起動するバンドルを選択するだけで開始できます。

とりあえず Standard with Windows 10 で起動してみました。なお、Microsoft Office を含む Windows Plus も選択できますが、これは無料利用枠にはありません。

しばらく(数十分ぐらい・・ディレクトリを作成する時間と仮想デスクトップ環境を作成する時間が必要なためかなり長い)すると、最初に入力していたメールアドレスにメールが届きます。メールの内容の通りにクライアントをダウンロード&起動し、登録コードを入力し、パスワードを設定してログインすると Windows の画面になります。

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ブラウザでインターネットアクセスも普通にできます。

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Windows Server 2016 ? Windows 10 じゃないの?

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どうやら Windows Server 2016 の Windows 10 デスクトップエクスペリエンスというものらしく、実際の OS は Windows Server 2016 らしいです。

https://aws.amazon.com/jp/workspaces/faqs/

Q: Amazon WorkSpaces で利用できるオペレーティングシステムはどれですか?

Amazon WorkSpaces では、Amazon Linux 2 LTS に構築された Amazon Linux WorkSpaces または Windows 10 のデスクトップエクスペリエンスが提供されます。Windows 10 デスクトップエクスペリエンスは、Windows Server 2016 を搭載しています。お客様の組織でお使いの Windows デスクトップライセンスが使用対象になっている場合は、Windows 10 Enterprise オペレーティングシステムを Amazon WorkSpaces で使用できます。

Web Access

WorkSpaces のマネジメントコンソールからディレクトリの詳細の Web Access を有効にすれば、ブラウザからでもアクセスできます。

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WSP-Beta

Amazon WorkSpaces Streaming Protocol (WSP) という、クラウドネイティブなストリーミングプロトコル、とやらが使えるようなので使ってみました。

普通の回線では通常のプロトコル(PCoIP)とで体感では違いは感じませんでした(それだけ!?)。

Amazon Linux 2

バンドルで Amazon Linux 2 も選択できるので試してみました。

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Linux のデスクトップはよくわからない。

さいごに

ブラウザをぽちぽちするだけの用途ならそんなに操作性悪くはないと思いました。ただ、開発系の作業をするには Windows Server 2016 とかでは辛いのではないでしょうか。たぶん自前でライセンスとかバンドルとか用意すれば Windows 10 も使えそうな雰囲気もあったのでそれならなんとかなりそう?

いずれにしてもまあ自分で使うことはないですね。