メインメニューから「オプション → 操作」を開いて、追加キー定義に次の通りに指定します。
Home=0x1b[1~, End=0x1b[4~, Ctrl+Right=0x1b[5C, Ctrl+Left=0x1b[5D
次のキー入力が有効になります。
キー | readline のコマンド名 | 説明 |
---|---|---|
Home | beginning-of-line | 行の先頭に移動 |
End | end-of-line | 行の末尾に移動 |
PageUp | history-search-backward | 入力行でコマンド履歴を後方に向かって検索 |
PageDown | history-search-forward | 入力行でコマンド履歴を前方に向かって検索 |
Ctrl+→ | forward-word | 単語単位でカーソルを後に移動 |
Ctrl+← | backward-word | 単語単位でカーソルを前に移動 |
※PageUp と PageDown はなにもしなくても最初からこの通りに動きます。
上手くいかないときは ~/.inputrc に次のように書いときます。
$include /etc/inputrc
"\e[1~": beginning-of-line
"\e[4~": end-of-line
"\e[5~": history-search-backward
"\e[6~": history-search-forward
"\e[3~": delete-char
"\e[2~": quoted-insert
"\e[5C": forward-word
"\e[5D": backward-word
Home と End
普通は Home や End を押下すると ESC[1~
や ESC[4~
になるらしいです。
(CentOS6の)デフォルトの /etc/inputrc
で、それらのキーが beginning-of-line と end-of-line にバインドされているので
なにもしなくても Home と End で行の先頭と末尾に移動できるはずです。
が、なぜか Poderosa で Home や End を押下すると ESC[7~
や ESC[8~
になります。
~/.inputrc
でそれらのキーが beginning-of-line と end-of-line になるように設定することもできますが、
Poderosa の設定でどうにかした方が手っ取り早いので、そうしました。
Ctrl + → と Ctrl + ←
デフォルトの /etc/inputrc
に次の通り記述があるので、それにあわせるように Ctrl + → と Ctrl + ← のキー定義を変更しました。
"\e[5C": forward-word
"\e[5D": backward-word
~/.inputrc
の修正だけでどうにかする方法は判りませんでした・・・(~/.inputrc
じゃなくて Poderosa の設定でどうにかしようと思い立ったきっかけです)