CentOS5 で rpmforge から Cacti をインストールしていると、依存関係で php 5.1 がインストールされます(CentOS5 の php パッケージ)。
この状態で php のバージョンを 5.3 に上げるために php53 パッケージをインストールしようとしても競合でインストールすることは出来ません。phpを削除すると依存関係で Cacti まで削除されますし、その後で php53 をインストールしたとしても Cacti は php パッケージに依存しているので Cacti の再インストールすることは出来ません。
ただ、Cacti 自体は php 5.3 でも動作するはずなので、php53 をインストールした後で、Cacti を依存関係を無視してインストールしてみました。
php5.1のアンインストール
yum erase php*
以下のパッケージが削除されました。
php php-cli php-common php-devel php-mbstring php-mysql php-pdo php-pear php-snmp cacti
php5.3のインストール
yum install php53 php53-cli php53-common php53-devel php53-mbstring php53-mysql php53-pdo php53-snmp
php-pear は php5.1 のものをインストールします。
yum install php-pear
cactiのRPMパッケージをダウンロードとインストール
依存関係により yum ではインストール出来ないので rpm をダウンロードして依存関係を無視するオプションを指定してインストールします。
yumdownloader --enablerepo=rpmforge cacti rpm -ivh --nodeps cacti-0.8.7g-2.el5.rf.noarch.rpm