Redmine のファイル管理プラグイン redmine_dmsf
をちょっと試してみたメモ。
インストールします。
sudo su - redmine cd /var/lib/redmine/plugins git clone https://github.com/seventhsense/redmine_dmsf cd /var/lib/redmine/ bundle install
なにやらエラーになりました。
: checking for uuid/uuid.h... no checking for uuid.h... no configure: error: Neither uuid/uuid.h nor uuid.h found - required for brass, chert and flint (you may need to install the uuid-dev, libuuid-devel or e2fsprogs-devel package) rake aborted! :
libuuid-devel
が必要なようです。
sudo yum install libuuid-devel
改めて bundle install
します。
cd /var/lib/redmine/ bundle install
マイグレーションやアセットのコンパイルをします。
bundle exec rake redmine:plugins:assets RAILS_ENV=production bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
アプリケーションサーバを起動します。
RAILS_ENV=production bundle exec rails server -b 0.0.0.0 -p 9876
使ってみた感想です。
- Redmine をファイルサーバっぽく使える
- Redmine の画面から D&D で複数アップロードできる
- 同じファイルをアップロードするとバージョン管理される
- WebDAV でもアクセスできる
- ファイルに承認フローを設定できる
- 具体的に何が起こるのかは試していない
- なぜか承認者に一部のユーザーしか選択できない? 謎い?
- ファイルの編集をロックできる
- 自分以外は編集できないようにできる
- Redmine の画面からメールの添付ファイルで送信することができる
- From は redmine のグローバル設定の From のまま
メールで送信するのがためらわれるようなサイズのファイルを取引先に送りたいとき、今は Apache で作った WebDAV とかにアップロードして、IP アドレスとか Basic 認証とかで制限していたのですが、Redmine を WebDAV として使えるなら Redmine のアカウントの管理だけで良くなるので便利そうです。
と、思ったんだけど、チケットやフォーラムでファイルを添付するなり、「ファイル」の機能を使えばいいんじゃないか? って気がした。
そもそも、このプラグインは Redmine 上で文章管理するためのものであって、ファイルの受け渡しのために一時的なファイルの置き場所にするような用途には向かないと思う。
ので、自社で使用している Redmine への導入は見送り。