イントラネットでのIEの互換モード

特定の企業内イントラネットでしか使われないWEBアプリで、IE8だけ対応すればOK!という場合でも、なぜか自動的に互換モードが有効になり、レイアウトが崩れることがありました。

それもすべての端末で崩れるわけではなく、端末によって崩れたり崩れなかったりしました(要は自動的に互換モードが有効になったりならなかったりしました)。

調べてみたところ、そのWEBアプリが「ローカルイントラネットゾーン」と認識されると、IEの設定によっては自動的に互換モードになるようになることがわかりました(デフォルトの設定でそうなるようです)。

レイアウトが崩れなかった端末は、互換モードの設定でイントラネットサイトを互換モードで表示する設定が無効になっているか、そもそもローカルイントラネットゾーンではなく、インターネットゾーンと認識されていました(同じセグメントの端末で何故ゾーンの種類が異なっていたのかは謎ですが・・・)。



解決方法としては・・・
ローカルイントラネットで互換モードが自動的に有効になる設定よりも、HTMLのMetaタグによる指定の方が優先されるため、Metaタグで以下の様な指定をしておけば、ゾーンの認識にかかわらず、IE8のレンダリングモードで表示されるようになりました。

<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=8"/>

イントラネットで稼働するWEBアプリでは、上記のようなIEのレンダリングエンジンの指定は必須かもしれません(イントラネットでなくても指定しておいた方がいいのかもしれませんがその場合は「ie=edge」の方がいいですかね)。