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CentOS 5.7 でIPv6を無効化する・・の続き

同じ CentOS 5.7 でも「/etc/modprobe.conf」へ下記の追記だけでIPv6が無効に出来たり出来なかったりしていた件について、更に調べてみました。

alias net-pf-10 off
alias ipv6 off


IPv6が有効になっていたサーバでは「lsmod | grep ipv6」の出力が下記の通りでした。

ipv6                  271393  23 cnic
xfrm_nalgo             13381  1 ipv6

「modinfo cnic」としてみたところ・・・Broadcom

  :
description:    Broadcom NetXtreme II CNIC Driver
  :

「lsmod | grep cnic」で・・・

cnic                   50261  1 bnx2i
ipv6                  271393  23 cnic
uio                    14793  1 cnic

「modinfo bnx2i」で・・・iSCSI

  :
description:    Broadcom NetXtreme II BCM5706/5708/5709/57710/57711/57712 iSCSI Driver
  :

「chkconfig --list | grep iscsi」で・・・

iscsi           0:off   1:off   2:off   3:on    4:on    5:on    6:off
iscsid          0:off   1:off   2:off   3:on    4:on    5:on    6:off

iSCSIは使っていないので、使っていないサービスは起動しないようにします。

chkconfig iscsi off
chkconfig iscsid off

そして再起動すると・・・IPv6を無効化(lsmodにも現れない)することが出来ました。この状態で「/etc/init.d/iscsi start」すると、案の定IPv6が有効になりました*1
「/etc/modprobe.conf」に「alias net-pf-10 off」と「alias ipv6 off」を追記しただけだと、iscsiやiscsidを起動したときにIPv6が有効になってしまうようです。


さらに、CentOS 5.5 で「yum update」すると以下の通り表示されました。

  :
---> Package mkinitrd.i386 0:5.1.19.6-71.el5_7.1 set to be updated
--> Processing Dependency: iscsi-initiator-utils for package: mkinitrd
  :

CentOS 5.6 で「rpm -q --whatrequires iscsi-initiator-utils」で依存関係を表示してみると・・・

mkinitrd-5.1.19.6-68.el5_6.1
mkinitrd-5.1.19.6-68.el5_6.1

さらに「rpm -q --whatrequires mkinitrd」で下記の通りなので、CentOS 5.6 では「iscsi-initiator-utils」は必ずインストールされるようです。

mkbootdisk-1.5.3-2.1
kernel-2.6.18-194.17.1.el5

CentOS 5.5 で「yum install iscsi-initiator-utils」でインストールした後、「chkconfig --list | grep iscsi」してみました。

iscsi           0:off   1:off   2:off   3:on    4:on    5:on    6:off
iscsid          0:off   1:off   2:off   3:on    4:on    5:on    6:off

案の定、インストールしただけで自動起動するようになっていました。


まとめると・・・

  • CentOS 5.5 以前から、5.6 以降にアップデートすると、依存関係により「iscsi-initiator-utils」がインストールされる
  • iscsi-initiator-utils」をインストールしたときに、iscsiとiscsidの自動起動が勝手に有効になる
  • iscsiやiscsidが起動すると、modprobe.confで「alias net-pf-10 off」と「alias ipv6 off」をしていてもIPv6が有効になる

よって、CentOS 5.5 から CentOS 5.6 にアップデートした時に、意図せずIPv6が有効になってしまったようです。

*1:「/etc/init.d/iscsid start」でもIPv6が有効になりました